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ホーゼンウルズ辺境伯とその娘シェリーが連れ立つ姿は、人々の目には大変奇異に、あるいはおぞましく映ることたびたびでした。 いくら親子といえども、父がもう年頃を迎えた娘の腰に手をやって抱き寄せ、その顔に口寄せ、また娘もそれを望んで受ける様などは、親子であるが故の禁忌を容易に想像させ、様々に噂されるエデルカイト家の膿みただれた家風について、それが根も葉もないものではないと認識を深めさせるのです。
シェリーと、父親のオブリードです。 病気療養中の割には血色良いなおっさん。
→原寸。