『東方の三賢者』あるいは『三博士』

 日本人的な感覚としては、クリスマスと言えば25日に終わってしまうもので、すぐさま気分を大晦日と新年に切り替えて年越しを迎えます。しかし欧米のキリスト教圏では、お祭りムードこそ1ヶ月以上前から始まるものの、イエス・キリストの誕生日である12/25(あるいはその前日である12/24)を起点としてようやくクリスマスが始まり、そのまま新年へと続きます。
 ではキリスト教圏のクリスマスがいつ終わるかと言うと、1/6(諸説あり)の三賢者の来訪が一つの区切りとなります。
 新年になると、馬小屋のジオラマを作り、三賢者とイエス、母マリア、父ヨセフの像を置いて誰もが見られる形で教会などに展示したり、三賢者に扮した人々が街中をパレードをしたり、また、イエス誕生から三賢者来訪までの流れを劇にして演じたりします。
 日本でもキリスト教系の幼稚園では、クリスマスの時期にこの劇を子供達が演じるのはかなりメジャーな行事のようです。
 というわけで、この時期に合わせて、奇形っ子らに三賢者の劇を演じてもらいました。
 皆様に素敵な新年が訪れますように!