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 冬至の日に、人々が夜通し火を焚き、飲み食いし、躍る輪には、ひそかに冬の王が混じるという。
 その姿はひげを伸ばした恰幅のよい老人であるとも、やせた醜い雄やぎであるとも言われている。
 冬の王は、きちんと捧げ物の用意された宴にはかがやく贈り物を残し、そうでなければ家畜の命を奪っていく。

 現代の楽しいばかりのクリスマスよりは、どこかおどろおどろしい冬の行事をイメージして、北欧やドイツあたりの、キリスト教化以前の風習であるユールの日や、黒いサンタ(クネヒト・ループレヒト)を参考にしました。

→原寸


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